2005年03月01日

秋の高原鉄道


透きとおる光と風の中で 雲は流れ
遥かにそびえる 山の頂きには
か細い白い煙が 風になびく
草たちも 静かに挨拶を交わす秋――

人けのない 午後のホームに立つと
あの頃と 変わらない時が
流れているような そんな気が
するのは なぜだろう

小さな待合室の ベンチには
誰かが 忘れていった
白い夏の帽子が 人待ち顔をして……

と 木立の向こうから
ようやく列車が 顔を出す
もう 峠の麓へは行かないけれど

cosmos013.jpg
posted by Yasuhiko Kambe at 17:55| Comment(0) | Passage | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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