2005年03月01日

黒い機関車のある風景


高原の 朝もやの中
人影のない 駅の片隅で
鳥のさえずりを 聞きながら
その黒い機関車は ひっそり眠っていた

燃えるような 木々の彩りと
やわらかな 朝の光に包まれ
懐かしくも 輝かしい
あの頃へ 旅立つかのように

信号が変わり 夢を乗せて
急ぐ列車を 傍らで見送る
その姿は変わらない 昔も今も……

高原の朝もやに煙る 小さな駅で
僕は いつのまにか
詩の中の風景に 立っていた


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posted by Yasuhiko Kambe at 17:16| Comment(0) | Passage | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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